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東京日和


東京日和_b0013881_1564262.jpg写真家荒木経惟と陽子夫人の愛のおはなし
荒木氏役は監督を務めた竹中直人、陽子夫人は中山美穂

静かに、しずかーに流れる、でも
繊細故に突拍子もない行動をとったり、つまりは女性な陽子夫人を愛し
優しく優しく傍にいる荒木氏
決してスマートに振舞う訳でもない
時には茶碗を投げ割ったりもする。
収入もないときもある
しかし。愛した人への愛情の満ち溢れる様は痛々しい程。

同じ景色を見て、時を過ごし、目と目を合わせ、にこっと笑うのがこれほどまでに大切。

「楽しいか?」
「そんなこと言わないで、涙がでてくる」

映画はゆっくり時がたっている。
二人の間の世界のお話
些細なことではあるのだけれども
ピュアな太い絆が見られる

新婚旅行で行った「柳川」へ旅に出て、楽しく過ごし、暫くし二人別々の時間をすごすのだけれども
ちょっとした弾みで物理的に離れてしまい荒木氏は陽子夫人を探す
二人で素敵な旅
見つけたのは少し前に乗った船
陽子夫人はその中で眠りについていた
荒木氏は嬉しくていとしくて涙する、そして写真に残す。

一番すきなシーンは
二人で缶をけりながら帰るところ
ずっとその缶に話しかけながら二人でそぞろ歩く
そうしていくうちに、愛着が沸いてしまう
だが荒木氏は途中で置いていく
陽子夫人はそれをかわいそうと言う
荒木氏は
「それぞれの人生があるんだ」といい、夫人を慰める
それでも後ろ髪を引かれる夫人
荒木氏はでも夫人の腰に手を回し、帰路へ。

ぎゅって、目をつむりたくなるシーンだ





「子供」の私には
理解できているのだかいないのかわからない

夫婦の絆?
築き上げたもの?

あたしには。
ちょっとイタイ物語だった
目を背けたくなる真摯な物語
でもコレは現実だ

映画の中で、中山美穂がものすごく魅力的に思った
陽子夫人になっているのだろうか、歩き方。
街で、本当に陽子夫人だった
荒木氏はそんな「知らない陽子」に見惚れる、胸を打たれる

私は荒木氏を写真家としてさわり知っている程度だったが興味を持った
そして陽子夫人にも。
二人を知ると違うイメージをまた受ける気がする。


静かに情熱的な作品でした



by beernoriko | 2004-09-07 01:55 | 映画

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by beernoriko
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